レーザー治療
歯科で使用されているレーザーは数種類あります。
そのなかでもエルビウムヤグ(Er:YAG)レーザーは水の吸収が高いため、発熱が少なく、表面で反応するので、安産性が高く、不快な音や振動がせず、静かです。
先端から水をスプレー状に噴きつけて患部を冷却しながら治療していくので、痛みが少なく、多くの場合また、麻酔が不要といった点から、人にやさしいと言われています。
知覚過敏、口内炎、歯周病治療等さまざまな治療に利用されます。
CT検査
歯科用CTは歯や骨等を詳細にみることができます。
インプラント治療の際の骨の状態確認や、親知らず抜歯の際の下顎管との距離の確認、根の治療の際の根の形状の確認、あごの骨の中の状態を知りたいとき等、さまざまなときに使用し、より安心安全な治療を行えます。
数十秒の撮影時間で、三次元的に把握できるデータが得られます。
1回あたりの被ばく量は0.1ミリシーベルト程度です。人間の身体に問題を起こさない放射線の被ばく量の限界は200ミリシーベルトです。
セレック
被せ物の治療のときに、粘土のようなもので型をとったことはありますか?
人によっては気持ち悪いなとか、不快な思いになることもあります。
セレックの場合は、口腔内カメラで患部を撮影します。カメラも大きく、奥歯のほうだと少し苦しいこともありますが、より正確なデータを確保でき、石膏模型に起こすときの失敗もありません。
セレックミリングマシーンでそのデータから被せ物を作成することができます。
保険適用のCAD冠や、保険外の白い被せ物も作成可能です。